恋の分岐点/Our Paths Never Diverge

いくつもの分岐点を経て辿り着く結婚までのストーリー《完》/ 夫婦になった2人のその後

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二人乗り(5)

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2016/09/05 21:13:06

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ケイスケの気が変わらないうちにと、急いで支度をして外へ。

そして、ついに念願のバイクデビュー。

鈍臭い私は、不恰好な動作でバイクの後ろに跨ると、ケイスケの背中にくっついた。

そうそう、これこれ!

映画とか、ドラマでもよくあるやつ!

結婚5年目にして、ついにバイクデート!

どこに連れて行ってくれるんだろう?

なーんて、楽しみにしていたのに…

全くドキドキする暇もなく、近所をぐるっと一周だけして、ケイスケは家の前でバイクを止めた。

どうしたのかな?

忘れ物?

不思議に思ってケイスケの顔を覗き込むと…

「はい、降りて」

そう言われた。

でも、時間にして数分、まだ数百メートルしか走ってない。

「出かけるって言ったじゃん!」

もちろん、私は抗議した。

ただ、そんな私の反応も計算済みだったらしく…

「出かけるけど、車でね。バイクに乗せるとは言ったけど、バイクで出かけるとは言ってないでしょ?それに、今日は文句言わないで俺に付き合うって約束だったよね?」

意地悪そうな笑みを浮かべながら、ケイスケはそう言った。

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