恋の分岐点/Our Paths Never Diverge

いくつもの分岐点を経て辿り着く結婚までのストーリー《完》/ 夫婦になった2人のその後

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二人乗り(3)

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2016/09/02 00:13:59

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私にしつこく「乗せて、乗せて」と頼まれたり、ハルトくんとお母さん2人にからかわれたりで、ベッドに入ってもケイスケはご機嫌斜め。

「バイクの後ろに義理の姉を乗せようとするなんてあいつどういう神経してんだろ。喜んで乗ろうとする方もする方だけど」

私を睨みながらそんなことを言って、狭いベッドで私に背を向けて寝ようとしていた。

指でツンツン突いても無視。

呼んでも無視。

仕方ないので、私はケイスケの背中にくっついた。

「こうやってケイスケとバイク乗りたい!久しぶりにドキドキ出来そうでいいじゃん」

そして、懲りずに、またまたしつこくおねだり。

それに対し、うんざりした様子のケイスケ。

「普段から十分ドキドキしてるから乗らなくていい!」

チラッとだけ振り向きながら、冷たくそう言うった。

でも…

今、「普段から十分ドキドキしてる」って言ったよね⁈

冷たい態度とその言葉、矛盾してない⁈

頭の中でケイスケの言葉をリピートさせて、私はニヤニヤ。

体を少し起こして、ケイスケの顔を覗き込んで、からかう。

「いい歳して可愛いこと言っちゃて!こっちまで恥ずかしくなるからやめてよね〜」

でも、ケイスケは「会話終了」と言うかのように、目を閉じていて、反応は無し。

私も連日、ケイスケが飲み会から帰ってくるのを待っていたせいで寝不足だったこともあり、ケイスケの背中に再びくっつくと、そのまま寝てしまった。

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