恋の分岐点/Our Paths Never Diverge

いくつもの分岐点を経て辿り着く結婚までのストーリー《完》/ 夫婦になった2人のその後

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二人乗り(2)

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2016/09/01 07:10:44

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「何でハルトくんは良くて、私はダメなの⁈」

私が不満をぶつけると…

「だって、カリン鈍臭いじゃん!まず乗るところからモタつきそうだし」

ケイスケからは、そんな失礼な答えが返ってきた。

でも、本当のことだから言い返せない。

事実、ハルトくんに後ろに乗るように言われたときも、乗ったことがないと言い訳しながら、どう跨げばいいのかグズグズしていた。

ただ、その姿を笑いながらもハルトくんは私の味方。

「バイク貸すから、乗せてあげたら?鈍臭くても、しっかり掴まってればいいだけだし、別に問題ないじゃん。それに、乗り降りでモタつく女の子、俺は結構好きだけどな〜」

そんなフォローをしてくれたり…

「兄ちゃん仕事あるから、先に向こう戻るんでしょ?だったら、その後でこっそり俺が乗せてあげるよ。カリンちゃんの『初体験』いただきだね〜」

コソコソしてるフリをしながら、わざわざケイスケに聞こえるように、そんなことを言ってみたり。

多分、そう言えば、挑発に乗ったケイスケが私をバイクに乗せると思って。

でも、ケイスケは「ハルトとバイク乗ったら二度と車の助手席に乗せてあげない」と私を脅してきた。

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