恋の分岐点/Our Paths Never Diverge

いくつもの分岐点を経て辿り着く結婚までのストーリー《完》/ 夫婦になった2人のその後

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二人乗り

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2016/08/25 17:28:27

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「バイクの後ろにカリンちゃん乗せたって言ったら怒る?」

ケイスケの束縛男っぷりが露わになったところで、ハルトくんが聞いた。

再び眉間にシワを寄せるケイスケ。

「乗せたの?」

低い声でそう言って、ハルトくんを睨んだ。

でも、ハルトくんは、ケイスケに睨まれるのも慣れっこ。

「ね?コンビニまで歩いて行って正解だったでしょ?」

笑顔で私にそう言った。

私がバイクに乗ったことがないと知り、気が変わったのは、ケイスケのこの反応が予測できたかららしい。

ただ、ハルトくんも、ケイスケがなぜ私を乗せなかったかは理解できず。

「後ろからぎゅっとされるの好きそうなのに何で?」

ケイスケをからかうようにそう聞いた。

それに…

「二人乗りはしない主義」

私にはそう言いながら、ハルトくんを乗せたことはあるらしい。

「高校時代、遅刻しそうになってバイクで送ってもらったこともあったよね」

そう言っていた。

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