友達以上、恋人未満

心を揺さぶる小説を書きたい

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琥珀色10

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2016/08/14 11:12:37

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クリで逝かされたあと、派手に噴かされてしまった。

彼の指先からしたたる雫を見て、私は放心状態に陥ってしまう。20数年ぶりに再会してからのセックスは、穏やかで濃厚なセックスを想像していた。だから中に指を入れられても挿入前の前戯だと思っていたのに、気づいた時は噴き散る潮を、どうすることもできなかった。

47になって初めての潮噴き。

下半身ご潮まみれの恥ずかしい姿にされ、怒りたい気持もあるけれど、どことなくヤラれた感もある。彼は若い青年のように満足気な顔をしていて、私もしおらしい乙女になった方が良い気がした。私は彼の胸に顔を埋め、恥ずかしさを堪える。演技じゃない。久しぶりの女に戻って、中田君に甘えてみた。

彼は私の頭を撫でながら言う。

「も一回、噴かせてやろうか」
「バカ、恥ずかしいんだよ。シーツまで汚しちゃって」

バカって言ったものの、私の方がバカだ。こんな行為を許したら、まるで若い馬鹿ップルじゃないか。だいたい彼は私を捨てた男。

「じゃあ、次は、思い切り抱いてやる」

愛液が潮で流され、サラサラとしたクリに指がのせられた。

「もう、いい」
「まだダメだって。二回はクリで逝かないと」

彼には女を抱くシナリオをがあるのだろうか。

「やっ!」

感度の上がったクリがコネられ、胸先を口に含まれてしまった。

「やだ」
「どうしてさ」
「どうしても」

小刻みな動きでクリが擦り揉まれ、強まる快感にあらがうことが出来ない。

「やっ」
「………」
「また、逝っちゃう」
「やっと、かわいいこと言ったな」
「そういうこと言わないで」
「なんだよ薫、反抗するなら、お仕置きするぞ」

どういうことだ。なんてことを言いだす。私がお仕置きされる理由はなく、ついさっきまで、謝っていたのは中田君でしょ。でも、こんな反論は通用しないと思う。彼には私を抱く正当な理由がないから、私をからかっているだけ。

2度目のクリ責めが激しくなり、そう長い時間は堪えられない。

オス鳥がメス鳥の前で求愛ダンスを披露し、その気にさせようと踊り続ける。南国特有の華麗な舞を見せつけ、メスが受け入れるのを待つ。彼はその気にさせようとクリをコネ回し、私の心が先走るのか、快感が先に走るのか。

「ああっ……いい」

快感に引っ張られた心が、彼を受け入れる準備が整っていく。

「あっ……ダメ」

火種が残るクリをコネられ、簡単に逝かされてしまった。体がヒクヒク震え、到達した声を彼に聞かせてしまう。彼はあそこを手の平で包んだまま言った。

「薫、可愛かったよ。気持良さそうな逝き顔してた」
「そんなの、見ないで」
「大丈夫、可愛かった。すごく悩ましくて可愛かった」

お世辞でもかわいいと言われれば嬉しくなる。彼は笑みを浮かべてから、太ももの間に腰を割り込んできた。彼を受け入れる準備が整い、彼のお手頃サイズも出番待ちなのが見てわかる。

とうとう、あってはならない禁断の関係をもつことになる。彼にとっても墓場まで持ち込む秘密の関係だと思う。

「入れるよ」

小さく頷くと、濡れた入口に丸い先端があてられた。

太ももを開かれ、互いに触れ合う太ももの感触が生々しい。少しだけ先端の入っただけなのに、催眠術がかかったように動けなくなる。
彼は私の名前を読んでからゆっくり押し込んでくる。それだけで声が漏れそうになり、彼のペニスが奥深い処を押し上げられたとき、私は胴震いしてしまった。

彼は私を包み込むように抱く。

胸と胸が合わさり、多くの肌と肌が触れ合う。温度差のあった体温が同じ暖かさになり、唇を重ねれば、不安だった心まで一つになる。これで、お互いに愛の言葉を囁き合えば、愛の確認作業が終わる。彼は大型動物のように、スローに腰を振りはじめる。

アフリカのサバンナで、雄ライオンが相性の合う雌ライオンを射止めている。雄ライオンは自分の雌が奪われないよう、あたりに注意を払い性行為をはじめた。俺の雌だと言わんばかりに背後から挿入し、地面に伏せている雌を、大型のゾウから守りながら愛の交渉を続ける。

私は正常位で守られるように抱きしめられている。当時、中田君はキチンと肌と肌が重なる体位が好きだった。私も彼の肌を感じながら根を受け入れていて、二人とも感情が高ぶり過ぎて、何度か中に出されたこともある。そんなセックス、愛を確かめ合うセックス。これが彼とのセックスだ。

でも、今はなんか違う。

「あっ、いい」
「ほら、薫。乱してやる」

根で奥を突かれると、重くて深い快感を感じてしまう。私の体質が変わったのだろうか。いや、それだけじゃない。彼の腰の動きが違う。上半身をきっちり抱かれたまま、中を根で抉り押されてしまう。

『すごく………気持いい』

体の奥からジワッと染み出る快感に、腰と背骨がしびれていく。主人との渇きがちなセックスと違い、私のあそこと彼の根が潤いに溢れていく。二人の愛液が濃厚に混ざり合い、私の快感が増していく。彼は腰の位置を微妙に動かし、グッと突き押してから言った。

「そろそろ、ここがいいだろ」

思わず私の首が反り返る。

「ああっ………やっ」

彼は器用に突きながら言った。

「薫。20年分、たっぷり愛してやる」

つづく

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