明日を夢みて。

普通の女の子。でも裏を覗けば……【風俗嬢、時々過去話】

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おやすみ、アスカちゃん

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2016/07/27 13:50:00

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事務所を出ると、すっかり夕方だった。



気怠いような、やりきった感のような、よく分からない感情のままキャッチの波を掻き分けて駅前まで出た。



「お姉さん、ひとり?」



信号待ちをしていると、突然横から声をかけられた。



「話しかけんな」



ボソッと拒否して、そっぽを向く。
ナンパだかキャッチだかよく分からない相手は、私の態度が気に入らなかったのか、どこかへ行ってしまった。



さっきまであんなに恥ずかしがって、求めて、喘いでた張本人だとは思えない。



タバコも吸うし、嫌いな人は嫌いだし、しつこいナンパもキャッチも近づかないでほしいし、本当は裸になるのだって抵抗はない。本当のアスカは、ただ冷めた普通の女の子だ。



自分から求めてしまった最後のお客さんだって、財布の中の6万円を手にした途端にどうでもよくなった。



駅前には人がたくさんいて、少し歩いただけで誰かとぶつかったりするくらい混雑しているのに、なぜだかとっても寂しい。



けれどまた、私はここに来るんだろうな。



寂しくても、苦しくても、きっとお金のために来てしまうんだろうと思った。

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