春を愛する人

【2016.7.11完結】自称ひとりぼっちが、ふたりぼっちになるまでの記録。

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22.偏見と執着-3

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2016/06/06 20:12:34

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だったら、すぐ辞めれば良かったのに。

私は辞めなかった。

どんな仕事でも大なり小なり不満は付き物だし、こんな心構えじゃ、どんな仕事に就いても結局自分は同じな気がした。

返済が落ち着いても、不満を抱えながら、自虐的になりながらもダラダラ続けていた。

転職が面倒だったし、お金が欲しかったから。


お金があれば、何でも手に入る。

本気でそう思っていた。


お金があれば、好きなものが買える。

友達と付き合うにも、お金がいる。

チヤホヤされるにも、お金がいる。

お金がなきゃ、美味しい物が食べられない。

仕事を探すのにだって、お金がいるんだから。


真っ暗な部屋で水風呂に入る生活になんて、もう絶対戻りたくなかった。

借金して、返済日に怯える毎日も二度とごめんだ。

欲しい物は我慢したくない。

美味しい物が食べたい。

人が持ってる物が欲しくて、指をくわえて見てるだけなんて嫌だ。

節約が当たり前だった学生時代になんて、もう戻れない。


私の欲しい物なんて、金額はたかが知れていた。

だから欲しい物を買っても、貯金だって出来ている。

お金はいくらあっても困らない。

お金は私をイジメないし、お金は私を差別しない。

お金には、気を遣わなくていい。

いつでも変わらず、必要なもの。


仕事が終わって給料を手にする時が、一番生きてる実感が持てた。

キッチン用品が揃った頃には、自炊はほとんどしなくなっていた。

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