春を愛する人

【2016.7.11完結】自称ひとりぼっちが、ふたりぼっちになるまでの記録。

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22.偏見と執着-2

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2016/06/06 20:11:13

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最初こそまだ、返済という目標があったし、仕事へのやる気もそれなりにあった。

だけど仕事を始めて慣れれば慣れるほど、月日が経てば経つほど、ただただ投げやりな気持ちになっていった。


他人がどんな人生を選ぼうと、私には関係ない。

だから同じ様な職業の人を、こういう職業というだけで見下したりはしない。

だけど、結局は身体を売るなんて底辺じゃん。

自虐的な意味で、ずっとそう思っていた。

接客をしていると、自分達がいかに軽い存在として見られているかが分かるからだ。


こんな店で働いて…

こんな仕事、親知ってるの?

本当は好きで働いてるんじゃないの?

いろんな台詞を、言われまくった。

そして最初は、いちいちそれに傷付いていた。


言われなくても分かってるよ、底辺だって。

分かってるけど、同じ状況になったことのない人間にあれこれ言われるのは、やっぱり気持ちのいいものではない。

自分では口にしても、人に言われたら普通に凹む。

軽く見られ、馬鹿にされ、見下されてるのは十分分かってる。

けど、経験してもないくせにって腹の中で思っていた。


風俗嬢のブログなどを読むと「私はこの仕事に誇りを持ってます!」なんて書いてる人をよく見かけて、

そういうのを読む度に、嘘くさ!って思っていた。

だけどきっとそれは、自分に向けた言葉なのかもしれないな…と、仕事を続けているうちに思う様になった。

そうやって無理にでも胸を張っていなきゃ、崩れ落ちてしまうのだ。

病んでしまう子も多い。


人によっては、ヌキ行為がある店とない店を一括りにされるのを嫌がる人もいるだろう。

だけど少なくとも私にとっては、脱いでる時点でどちらも同じだった。

奉仕するより、触られてる方がまだ我慢出来る。

そういう価値観だから、こっちを選んだだけ…


生きた人形になるのが、私の仕事。

私はずっとそう思っていたから、病んだりはしない代わりに、仕事に誇りなんて全く持てなかった。

そんな気持ちで働いていたなんて最低!と言われるかもしれないけど、それがこの時の私の、正直な気持ち。

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