春を愛する人

【2016.7.11完結】自称ひとりぼっちが、ふたりぼっちになるまでの記録。

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17.体入-8

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2016/05/23 20:28:56

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客の横に座ると、まずは質問攻めに遭った。

今いくつ?

ユリって本名?

地元どこ?

なんでこの仕事始めたの?

前は何してたん?


水商売、初めてだけど初めてじゃない私。

叔母の店を手伝っている時に、ある程度の観察力と対応力は身に付いていたのかもしれない。

この人には嫌われない方が安全、でも変に好かれるのも面倒そうだなと直感で思った。


というか、こういう店で働く理由とか本名とか聞くの、あんまりスマートじゃない。

この人常連さんらしいけど、多分こういう店はここが初めてで、ここしか来たこと無さそう。

遊び慣れてる人は、こんなこと聞かない。


年齢以外は、適当に答えた。

本名ですよ〜。

地元はここから1時間くらいかな?

色々やってみたくて始めました。

前はコンビニでバイトしてました。


「え〜!色々やってみたくてこんな店?!他に色々あるやろ〜!!笑」


こんな店って…じゃあこんな店に来てお金払ってるお前は何なんだよ。


「本当は、コレやろ?笑」


30代目前くらいだろうか。

脂ぎった顔のその男は、親指と人さし指で輪っかを作り、卑しい顔で私を見た。

分かってるなら聞くなよ…


「まぁ、それもありますね 笑」


私が笑うと「正直でいいやん!笑」と男も笑った。

酒が好きなのか、客はどんどん飲んだし、私も短時間でかなり無茶な飲まされ方をした。


そして照明が暗くなった…ダウンタイム。

ついさっき終わったばかりなのに、ラストだからだろう…

私はまた、客の膝にまたがった。

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