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風俗を辞めて。その6新生活編1

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2016/05/23 09:11:36

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俊くんの建ててくれた家に大感動した
私は、次に俊くんのお店に案内された。
俊くんのお店は、家から車で5分くらい。
これなら出勤も楽だろう。

なかなか立派な店構えで、店内は、
カウンター席と、テーブル席が3つ、
お座敷が3つ。
とても小綺麗で、上品なお店だった。

店内を見廻しながら、私は、とっても
気になっている事を聞いた。

『すごく良いお店だね。………でもさ、
思い切って聞いちゃうけど、家と
お店を建てる資金って、どこから
捻出したの?
ここ、中心地じゃないけど、一応
23区内だし……』
俊くんは、一瞬キョトンとして、
すぐに笑顔になった。

『それがさ、俺ってすごく運がいいの。
家も店も、土地は生前贈与で、親父が
譲ってくれた。上物も、兄ちゃんの
知り合いに、大工がいてさ。
兄ちゃんには、凄く世話になった
からって、超破格の値段で引受けて
くれたんだ。だから、家も店も
一括払いしたよ。俺もダテに
長年ホストやってた訳じゃないんだよ、
美羽くん。その上、俺の実家、
ただの豆腐屋だと思ってたら、
親父のヤツ、ちゃっかり駐車場経営
なんかやっててさ。その一部も
生前贈与で戴きました』

なんだか、ポカンとしてしまった。
てっきりローンでも組んだのかと
思ってたら……確かに、お金に関して、
俊くんは、とっても運がいいらしい。

『何だか…夢のような話だね。私も
それに乗っかっちゃっていいのかな?』

『美羽が乗っからないで、誰が
乗っかるんだよ。これは、俺と美羽、
2人の運が良かったってこと!
2人の相性は、バッチリ〜♪』
俊くんは上機嫌。
私も嬉しくなった。今まで、お金には
散々、苦しめられてきたけど、
やっと報われたような気がした。
やっぱり、俊くんは王子様だ👑✨

あと気になるのは、ご両親への挨拶。
さり気なく俊くんに聞くと、

『そっか。親父と母ちゃんも、美羽に
会いたがってるし、これから行く?』
と、言われた。
こ、これから?😵💦💦

『でも私、今スッピンだし、ロクな服
着てないし、身支度整えてからじゃ
ないと行けないよ〜💦💦💦』
私の訴えに、俊くんは笑った。

『美羽ちゃん、俺の実家、豆腐屋よ。
そんな、めかしこんで行くような
家じゃないって(笑)』

『初対面くらい、綺麗にしていきたいし、
礼儀ってもんがあるの!お願いだから
1回家に帰って身支度させてっ😭』
私は涙目で、更に訴えた。俊くんは、
『面倒くせーなぁ』
と、ボヤきながらも、一旦、家に
引き返してくれた。

家に着いたら、早速、洋服選び。
アレでもないコレでもないと
迷っていたら、俊くんが、1着の
ワンピースを取り上げた。

『俺、これ好き~』
それは、モノトーンで千鳥格子の
膝丈ワンピースだった。
おおっ!それがあったか!
襟ぐりが広く開いたノースリーブなので、
黒のタートルネックニットと合わせれば、
ちょっと、お嬢様チックでいいかも。
俊くん、ナイス👍👍✨

着替えて、大急ぎでメイク。
派手になりすぎないように、気を付ける。
足元は、黒のタイツにショートブーツ。
俊くんに、何度も
『変じゃない?大丈夫?』
と聞いて、ウザがられた(๑•́ω•̀๑)・・・

心臓がドキドキして破裂しそう💦
俊くんの実家へ向かう車中。
私は上の空だった。
俊くんのご両親は、私の病気の事も
知っているらしい。

こんな病気持ちの女、普通は嫌だよね…
私の暗い顔に気付いた俊くんが、
私の手を片手でギュッと握った。

『家の親、細かい事は気にしないから、
そんな緊張すんなって。なんたって
俺の親だよ。神経質だったら、今頃
死んでる(笑)』
俊くんの言葉に、思わず笑った。

とうとう到着。
俊くんの実家のお豆腐屋さんは、
ほんとに年季の入った、昔ながらの
お豆腐屋さん、といった佇まい。
お家の方はリフォームされたらしく、
現代風で綺麗だった。

俊くんは、自宅の方の玄関に向かうと、
緊張で強ばった顔の私の頬をムニ〜と、
引っ張った。
『美羽。スマイル、スマイル!』

俊くんが家のチャイムを押す。
インターフォン越しに
『あら、俊。ちょっと待って』
お母様らしき人が応対してくれて、
家の鍵が開いた。

『急に悪い。美羽、連れてきた』
俊くんが言うと、お母様は大慌て。

『やだ俊、美羽さん連れてくるなら
事前に連絡してよ💦お母さん、
こんな小汚い格好で、恥ずかしい
じゃない💦💦』
慌てるお母様を無視して、俊くんは
私を前に出した。

『はじめまして。中井美羽です。
本日は突然お邪魔して、申し訳
ありません』
挨拶して、頭を下げる。
お母様はスッピンだったが、俊くんに
そっくりな顔をしていた。

『はじめまして。俊の母です。
俊が、すっかりお世話になって……
本当に、どうしようもない
馬鹿息子だったんですよ。
それが、美羽さんと会ってから、
まぁ、すっかり変わって………
それにしても、美羽さん、お綺麗ね。
俊なんかには勿体ないわぁ』

お母様の弾丸トークに、ちょっと唖然。

『母ちゃん!美羽が驚いてるだろ。
玄関先で喋りすぎ!早く中に
入れてくれよ』
俊くんに急かされ、お母様は、
また慌てた。

『あらあら、お母さん緊張しちゃって…
美羽さん、ごめんなさいね。
汚い家ですけど、上がって下さい』

『では、失礼致します』
私はブーツを揃え、家に上がらせて
頂いた。

居間に通して頂き、正座した。
お母様が、お茶を出して下さって、

『ちょっと待ってて下さいね。
お父さ〜ん!お父さ~ん!
俊が美羽さんお連れしてきたわよ!』
大声で、お父様を呼んだ。
しばらくすると、白髪がダンディーな
俊くんパパが、作業着姿で現れた。

『俊の父親です。ボンクラ息子が
お世話になっています』
先に挨拶されてしまい、私も慌てて
ご挨拶した。

『中井美羽です。俊介さんには、本当に
良くして頂いて、感謝してます。
本日は、突然お邪魔して、申し訳
ありません』

緊張感が漂う居間で、俊くんは1人
呑気だった。


本日は、ここまでです♪
初対面の行方は……

byナギサ

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