元風俗嬢の体験ブログ

元風俗嬢の仕事・恋愛・事件・病気…etc

  • 記事数 112
  • 読者 175
  • 昨日のアクセス数 113

風俗を辞めて。その1別れ編5

しおりをはさむ

2016/05/08 10:27:36

  • 21
  • 0

携帯を掴んだものの、中々決心が着かず
私は携帯を握りしめたまま、室内を
ウロウロと歩き回った。
心臓のドキドキが止まらない。

よしっと気合いを入れて携帯を開くも、
指が震えて番号をプッシュ出来ない。
番号を押しては止め、押しては止めを
繰り返し、やっと全部の番号を
押すまでに、約10分はかかった。

呼出音が聞こえる。
わずかワンコールで、相手が出た。
『はい、○○でございます』
出たのは、男の人だった。

『あの、求人誌を見たんですが、まだ
募集されてますか?』

『はい、まだ募集させて頂いております。
失礼ですが、お幾つですか?』

年齢を告げると、
『ありがとうございます。失礼ですが
身長とスリーサイズを教えて
頂けますか?』

言われるがままに、身長とスリーサイズを
答える。緊張で声が震えた。

『ありがとうございました。それでは
1度、面接に来て頂きたいのですが
ご希望の日にち等ございますか?』

『平日は仕事をしているので、出来れば
土日にして頂けると助かります。
土日であれば、時間はお任せします』

『承知致しました。
それでは、今週の土曜日、15時で
いかがでしょうか?』

『はい、大丈夫です』

『面接日当日、○○駅の南口を出たら
この番号にお電話下さい。スタッフが
お迎えに参ります』

『はい、分かりました。当日、
用意していく物はありますか?』

『身分証明書を、お持ち下さい。
運転免許証やパスポートで結構です。
保険証は、顔写真が確認出来ませんので
NGです。他には特にありません。
面接で採用になった場合、その日から
働けますか?』

『はい、大丈夫です』

『でしたら、服装はスカートで
お願いします。ジーパン等は
避けて下さい。他に何かご不明な点等
ございませんか?』

『いえ、大丈夫です』

『お名前を教えて頂けますか?』

『中井美羽です』

『それでは中井様、土曜の15時に
お待ちしております』

『はい、宜しくお願いします』

通話終了!
緊張した〜(´Д`)ハァ…
手のひら汗でビッショリ💦💦
大きなイベントのプレゼンより緊張した。

でも、まずは第一関門突破!
次は面接かぁ。何着て行けばいいんだろ?
まさか、リクルートスーツって訳にも
いかないし。
うちの会社は、ジーパン、TシャツOK
だから、普段は専らジーパンだ。
スカートなんて、滅多に着ない。
少ないワードローブをひっくり返して
洋服選び。あんまり、女らしい服が
ないなぁ。靴も、パンプスなんて
あんまり持ってないし………
ま、季節がら、ミュールでもいいか。

アレコレ考えていると、順ちゃんの
顔が浮かんだ。
もし、土曜日の面接に受かったら、
私は、その日から風俗嬢だ。
順ちゃんを裏切る事になる。
順ちゃんを裏切ったまま、付き合う事は
出来ない。
私は借金を背負って、風俗で働くと
決めた時に、順ちゃんとの別れを
決意していた。

ブルブルと頭を振って、順ちゃんを
頭の中から追い出す。
とにかく今は、面接の事を考えなきゃ。
気分転換に、明日の会社帰り、
洋服買いに行こうかなぁ。
贅沢は禁物だけど、洋服は必要経費👗👡✨
男ウケしそうな服がいいよね。
ファッション誌を眺めながら考えた。


面接の日は、あっという間にやってきた。
14時45分に指定された駅に到着。
言われた通り、先方に電話を入れる。
『今日、15時に面接の予定を
入れて頂いている、中井です。
今、○○駅の南口に着きました』

『中井さん、お待ちしておりました。
今からスタッフがお迎えに参りますので、
服装を教えて頂けますか?』

『上は白の七分袖のカットソーで、
胸元に薄いピンクのビジューが
着いてます。下は薄いピンクの
膝上シフォンスカートです。髪型は
肩下までのセミロングで、巻き髪です』

『分かりました。すぐに参りますので、
少々お待ち下さい』

ドキドキしながら、待つこと5分。
『中井さんですか?』
と、横から声をかけられた。
横を向くと、おそらく20代と思われる
男性が1人。
『はい、中井です』
答えると、
『○○の者です。お待たせしました。
事務所まで、ご案内します』
と、言われた。
歩き始めた男性の後に続く。
『中井さんは、この仕事初めてですか?』
男性に聞かれ、
『はい。緊張しちゃって……』
俯く私に、男性は笑って
『大丈夫ですよ。中井さん、綺麗だから』
等と言う。おっ!褒め殺しか?

程なく、古い雑居ビルに着いた。
『ここの2階が事務所兼待機所です』
男性に先導されて、エレベーターに
乗り込む。緊張感が一気に高まった。

エレベーター到着。
目の前の扉を開けると、
広いワンフロアになっていて、
10人位の女の人と、1人の男性がいた。
皆の視線が一気に集まる。
連れてきてくれた男性に、
『靴を脱いで上がって下さい』
と言われ、靴を脱いで室内に入った。

部屋の隅に置かれた長机の前に
座っている男性が、社長らしい。
ちょっと小太りで茶髪。背は低そう。
歳は30代に見えた。
『はじめまして、高津です。どうぞ
座って下さい』
促され、社長の正面に正座した。

一通り、型通りの質問をされ、
運転免許証を確認されて、
料金表を見ながら、お店の料金システムと
報奨金等の説明を受けた。
仕事の内容も、流れをサラッと説明され、
最後に注意事項を確認。

『基本的に、プレイ内容は女の子の
自由です。但し、お客様が断らない限り、
必ず最後までプレイして下さい。
ゴムを嫌がったり、乱暴したり、
特殊なプレイを強要したり、明らかに
性病だと思われるお客様だった場合、
すぐにお店に連絡して下さい。何か
質問はありますか?』

『いえ、特に』
ってゆ~か、こっちは初めてなんで、
何が分からないのか、
分からない状態なんですけど←心の声

『じゃあ、さっそく今日からお仕事
スタートして下さい。お仕事に
必要な備品は、全て用意してあります。
あ、名前はどうしますか?』

源氏名は考えておいた。
『ナギサで、お願いします』

その日、風俗嬢のナギサが誕生した。

文字数いっぱいです💦
(。・・)ノ゙ see you♡*

byナギサ

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. アイも借りてるなら・・・それが私の借金へのハードルを下...

  2. そして出勤日当日。緊張のせいか、無駄に早起き(笑)。何...

  1. 当時では少ないデリバリーヘルスへ電話をした。水商売は服装...

  2. 冬休みが終わった就職の面接…1日前の夜ヒロから電...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/11 編集部Pick up!!

  1. 同棲中の彼と2週間離れるの怖い
  2. 娘が通う学校の教諭に腹が立った
  3. 立会い出産 何に感動するのか

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3